太陽光発電の最大のメリットは「余剰電力買取制度」ではないでしょうか。
昼間に太陽光発電システムでつくった電力のうち、使われなかった部分については電力会社が買い取ってくれるので、発電量が多い家庭や節電に頑張った家庭ではそれだけたくさんの電力を売ることができ、そこらかの収入も増えることになります。
では、太陽光発電を導入することで、一体どのくらいの得になるのでしょうか。
ここでは4人家族の家庭で考えてみましょう。
まず、4人家族の家庭に最適と言われている4kWタイプのシステムを導入するための費用は平均で200万円と言われています。
しかし、家庭用の太陽光発電を導入する際には補助金が支給されるため、実際にはここから補助金を差し引いた分が設置費用になります。
補助金はお住いの地域によって異なりますが、ここでは一応、国からおよそ10万円、都道府県から20万円、区市町村から10万円の合計40万円が支給されたとしてます。
ですから、設置コストは160万円となります。
4kWタイプのシステムの場合、電力を売却することによる収入は平均で月1万2千円程度だと言われています。
1年で14万4千円、10年で144万円となりますから、おおよそ11年ほどで設置コストが回収できる計算になります。
もちろんこれはあくまでも平均的な家庭での試算です。
電気を無駄遣いしている家庭や周囲を高い建物で囲まれていて日照時間が短い家庭などでは売電による収益が少なくなりますし、逆にオール電化の住宅にお住まいの場合は毎月の光熱費の節約分も大きくなるので、もっと早くコストを回収することができます。
ただし、設置コストが回収できたからといって、全体の収支がプラスになるわけではなりません。
太陽光発電を設置して10年も経てば定期点検のための費用も必要になりますし、寿命を迎えた機器の交換費用もかかってきます。
ですから、本当の意味で収益がプラスとなるには12年から15年ほどかかるのが一般的ではないかと思います。