太陽光発電の性能を表す言葉に「発電効率」と「変換効率」があります。
この2つの効率がどのようなものか理解することで製品選びの参考になるので、これから太陽光発電を自宅に設置したいと考えている人はしっかりと覚えておきましょう。
まず「発電効率」ですが、これは一定の太陽エネルギーからどのくらいの電力を生み出すことができるかという数値です。
発電効率が優れているほど単位面積当たりの発電量に優れているということになるので、屋根の狭い住宅に設置したとしても十分な電力をつくり出すことができるということになります。
この発電効率は太陽電池に使われているシリコンの種類によってほぼ決まってきます。
現在は太陽電池の原料として主に「単結晶シリコン」と「多結晶シリコン」の2種類が使われています。
このうち、単結晶シリコンはシリコンの結晶がきれいに並んでいるため電気的な損失が少なく発電効率に優れています。
一方、多結晶シリコンでは単結晶シリコンほど結晶がきれいに並んでいないため損失が大きく、結果として発電効率が劣ってしまいます。
ただし、発電効率が劣っているからといって多結晶シリコンが使われていないということではありません。
実際にいくつかの製品をみてみるとわかりますが、販売されている太陽光発電の多くは多結晶シリコンを原料とした太陽電池を使っています。
これは多結晶シリコンのほうがコスト面で優位だからです。
また、太陽光発電の性能を比較する上では「変換効率」も重要な数字です。
これはパワーコンディショナーで直流電流を交流電流に変換するときの効率で、この効率が良い製品ほど発電した電力をロスなく家庭で利用できます。
ちなみに、三菱電機の太陽光発電システムは発電効率が非常に良いという定評があります。
ですから、太陽光発電システムの導入の際には価格面だけの比較で商品を選ぶのではなく、価格と同時に発電効率と変換効率にも注目して選ぶようにしましょう。
価格面でも効率面でも優れたものが本当に良い商品だということができるからです。