太陽光発電システムは以前と比べると非常に低価格化が進みましたが、システム自体の価格と工事費を合わせて平均で200万円近い費用がかかるのですから、決して安いとは言い切れないでしょう。
しかしながら、日本では太陽光発電を自宅に設置する家庭が増えていて、工事の予定が立て込んでいて数週間待たされたという人もいるようです。
このように、比較的高額な費用が必要となる太陽光発電が人気となっている要因の一つが国や自治体からの助成です。
太陽光発電はクリーンなネルギーで温室効果ガスを出さないということで、二酸化炭素の排出量を減らしたいと考えている国の政策に合致することから、設置に際して助成金という形で手厚いサポートが行われています。
太陽光発電の助成の特徴は国や自治体から重ねて支給されるという点です。
国からは1kW当たり3万円(または3.5万円)の助成がありますし、都道府県や区市町村からも別々に助成金が支給されます。
この助成金はお住いの地域によってはかなり高額になります。
たとえば、東京の新宿区にお住まいの方が4kWの太陽光発電システムを1kW当たり50万円で導入したとします。
この時の費用の合計は200万円となりますが、国からは12万円、東京都からは40万円(1kW当たり10万円)、新宿区からは30万円(1kW当たり10万円、上限は30万円まで)の助成金がもらえますから、合計はなんと82万円になります。
つまり、設置コストの40%を助成金で賄うことができてしまうのです。
このように、助成金によって経済的な負担をとても軽くできるのですが、ちょっと心配なのは各自治体の補助金が徐々に減ってきているということです。
補助金の金額自体が減っている自治体もありますし、枠が減っている自治体もあります。
ですから、東京もこの先どうなるか先行き不透明な感じがあります。
もしも太陽光発電システムを自宅に設置したいと考えているならば、なるべく早くしたほうが良いかもしれません。